「車で何が好き?」と聞かれて、「ジープ」と答える人はかなりコアだろう。ジープは有名な車には違いないが、今のハイブリットカーような注目的な人気はない。しかし実に息の長い車だ。そして、つい先日、ジープの新モデル「ジープ・ラングラー2012(Jeep Wrangler 2012)」が発表された。
簡単に、このジープ・ラングラー2012(Jeep Wrangler 2012)モデルのスペックを紹介しておくと、新型3.6リッター V型6気筒エンジンを搭載。先代の3.8リッターV型6気筒エンジンと比べると、最高出力は40%、最大トルクは10%向上しているという。また、新型5速オートマチックトランスミッションが組み合わされたことで、燃費効率が向上した。つまり、あの武骨な雰囲気とは裏腹に、かなり環境に配備した車になっているらしい。
モデルは、定番の2ドア4人乗り「ラングラー・サハラ」。ファミリーでもOKの4ドア5人乗りの「ラングラー・アンリミテッド・スポーツ」と「ラングラー・アンリミテッド・サハラ」の3モデルになる。価格は368万円から。
ジープファンといえば、大幅なデザイン変更を嫌うというが、そのあたりは問題ないだろう。その特徴的な外見は、一見でそれがジープであることがわかる。
あまり車に詳しくない人が、オフロード車と言えば、「ジープ」と答えてしまうほど、その名前が示すとおり、悪路にも立ち向かえる車であることは間違いない。多少ムチャな運転でも、その高いスペックで応えてくれる、アメリカを代表するもう一台のマッスルカー。ジープ・ラングラー2012(Jeep Wrangler 2012)。次回の買い替えの候補に入れてみるのは、いかがだろうか。
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