何かと著作権絡みで問題を起こしている中国が、またやってくれました。フォロクスワーゲンが2016年に販売を予定している「タイグン(Taigun)」に極めて似た車「SUV」を発表したのです。しかも、堂々と発売しようとしています。さらに特許も申請中との事で、世界の自動車関係者、自動車メディアが騒然としています。
タイグンは2016年の発売を予定していますが、SUVを製造した江蘇省湖モーターズはタイグンより先の販売を予定しているのだそう。さらに特許が下りると言うとになると、場合によってはタイグンが「パクリ」との認定をされかねません。SUVはどこをどうみてもタイグンと変わりなく、間違い探しをしても見つからないレベルです。この車をオリジナルと主張するメンタリティを容認できる方は、よほど心の広い方であると言わざるを得ません。
アメリカのメディアは「100%コピー品である」と断言しています。また、ネット上でも「これはヒドイ」という意見で溢れています。このような事例がまかり通ってしまっては、モーターショーでデザインをチェックしコピー品を製造し特許を取得した上で本家より先に販売すると言う悪しき文化が出来上がってしまいます。
フォロクスワーゲンの対応に注目が集まっています。
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