米国発、モバイルバッテリーとUSB AC充電器がマグネットで一体になった「JuicePi」の先行販売プロジェクトが5月、米国のクラウドファンディングサイト「Kickstarter」で成立しました。
ノートPCとスマホの同時急速充電も可
「JuicePi」は容量10000mAhのモバイルバッテリーとUSB AC充電器からなり、どちらもマグネットを内蔵しています。スティック型のモバイルバッテリーを充電するには、コンセントに挿したUSB充電器の下面にカチッとくっつけるだけ。つまり充電ケーブルを探し、挿す手間が省けます。
モバイルバッテリーは22WのUSB-Aポートと18WのUSB-Cポートを1口ずつ搭載しています。一方、USB AC充電器は30WのUSB-Cポート1口を搭載。分離すれば、外出・旅行先でノートPC(あるいはタブレット)とスマホを同時に充電できます。しかも急速で。
バッテリー残量は緑・黄・赤で表示
「JuicePi」はモバイルバッテリーとUSB充電器を結ぶ充電ケーブルを必要としません。しかしモバイルバッテリーとスマホ、ノートPCを結ぶケーブルだけは必要。「モバイルバッテリーに付属ケーブル1本を内蔵できる、ミニマリストが好みそうな構造なら…」と思うのは筆者だけでしょうか。
とはいえ、コンパクトなので、スマホとノートPCの両方を持ち歩く人、特に旅行先に複数のガジェットを持っていく人には最適の2-in-1充電器。「Kickstarter」では最終的に281人から支援を集めました。バッテリー残量が「信号の色」で分かる点も支援者に好印象を与えたことでしょう。
<参考元>Kickstarter
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