中国の勢いを象徴する大都市・上海。その街に世界屈指のホテルグループが『ジュメイラ・ヒマラヤ・ホテル』をオープンさせた。ジュメイラ・グループ(アラブ首長国連邦)はドバイのブルジュ・アル・アラブを筆頭に、世界の主要都市で高級ホテルを運営していることで知られる。今回のオープンは東アジアでも初となる。
とにかく煌びやかな外観。オリジナリティに溢れる派手な建物はヒマラヤ・センターという名称で、日本人建築家の磯崎新が設計したもの。ホテルの他に、ショッピングセンター、映画館、美術館等が入っている。国際空港につながる上海トランスラピッド接続の利便性はビジネスとカルチャーの拠点になる可能性を大いに高めるはずだ。その一部が『ジュメイラ・ヒマラヤ・ホテル』となる。
ロビーは古代中国の風水をイメージしたもので、中国5000年の歴史を思わせる展示物で彩られている。各部屋の内装は一転して西洋風であり、画に描いたようなスイートルームとなっている。レストランは西洋料理、日本料理、上海料理に特化した店舗が複数あるので、様々な味を楽しめるとのこと。スパ、フィットネス、プールの設備も完備している。
世界的に有名な旅行雑誌にも取り上げられるほどの『ジュメイラ・ヒマラヤ・ホテル』。プロゴルファーのローリー・マキロイもツアー後にこの五つ星ホテルに宿泊したとのこと。ただ、宿泊料金はかなりの高額で、普通の旅行客には手が出せないようだ。しかし一度は泊まってみたい。そう思わせるだけのホテルだ。
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