ヘルプ!突然の発作・怪我を家族に通知するスマートリストバンド

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199ドル(約2万2000円)~詳細ページ

家で一人の時、心臓発作に襲われたり骨が折れたりして、外出中の家族に自ら連絡が取れない場合に役立ちます。生体センサーとデータ送信機能搭載のリストバンド型ウェアラブル端末『KEZ』の商品化プロジェクトが12月、米クラウドファンディングサイト「Indiegogo」で公開されました。

生体センサーだけでなく、360度カメラやGPSも内蔵。

『KEZ』は手首に装着すると、装着者の体の状態をリアルタイムでモニターしてくれます。リストバンド型ウェアラブル端末は心拍数・血圧・体温などの生体データを測定できるセンサー、不規則な動きを検知できるセンサーを搭載。生体データをただチェックするだけでなく、特許取得済みのアルゴリズムを用い、緊急事態と単なるストレスの兆候・激しい運動を識別することも可能です。

『KEZ』にあらかじめUSIMカードを挿入すれば、一人で行動している装着者の身に何か起こった時、3G回線を通じ、数十秒で家族のスマホにSOSが通知されます。ウェアラブル端末の360度カメラが異常検知直後の様子を録画した映像(15秒間)も転送されます。端末にはGPSも内蔵されているので、外出中の家族は緊急事態に陥っている装着者の正確な位置を把握できます。

命を救えるスマートリストバンドに今後期待すること。

一人で過ごす装着者の体に異変が生じた時、出先の家族が救急に電話したり、現場に急いで戻れたりできる『KEZ』の商品化プロジェクトは1月上旬現在、目標額の1万ドル(約108万円)をクリア。いつか日本で本格的に展開されたら、具体的な状況が分かるカメラの機能向上やアルゴリズムの精度向上などを期待したいところです。

参照元:INDIEGOGO

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