Kindle Fire(キンドルファイア)は、電子ブックを読むための専用機かと思っていたらとんでもなかった。最近発表された新モデル「Kindle Fire HDX(キンドルファイアHDX)」は、2.2GHzクアッドコアプロセッサを搭載し、2GBのRAMとグラフィックカードを供えた立派なタブレットPCではないか。Amazon.comさん、あなどっていてゴメンナサイ。
もちろん、これがあればウェブを見れる、ゲームができる、映画も見れる、カメラが内蔵されているから写真も撮れる。マイクロソフトオフィスも使えるし、何百ものアプリも使えるというわけだ。それだけじゃない。このKindle Fire HDXがユニークなのは、メーデーボタンというものが付いている点。
メーデー(May Day)ってのは、船が遭難した時に発信するS.O.Sのこと。つまり、Kindle Fire HDXを使っていて訳がわからなくなっちゃったような時に、これを押すのだ。そうするとAmazon.comで待機している生きた人間のスタッフが画面に現れて、手取り足取りナビゲートしてくれる。24時間365日体制というのだから、お助けマンがいつでもそばに居てくれるようなものじゃないか。(ただ、日本人スタッフがいるかどうかはちょっと分からない)
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