「今日はスパゲッティにしようかしら」 「お客様、本日はホウレンソウがお買い得ですから、ベーコンとホウレンソウのパスタなどは、いかかでしょう?」 なんていう会話が、人間とスーパーにあるショッピングカートとの間で交わされる光景が、来るかもしれない。
「キネクト買い物カート(Kinect Grocery Cart)」は、喋るカートである。装置には、マイクロソフト社のキネクトを使用。食品アドバイスから、それらを使用した料理、あるいは成分に関する情報まで、スーパーで起こるニーズをその場で解消してくれるというマシーンだ。いうなれば、そのお客様専属コンシェルジュというわけだ。
しかもこのキネクト買い物カート(Kinect Grocery Cart)、自走式というから便利だ。あのカート同士のすれ違いに気を遣う必要がなくなる。 将来的に実用化が進めば、みんなが後ろからくっついて回ってくるカートに向かって話しかけるなんていう、ちょっと異様な風景を見ることができるかもしれない。
しかし、便利さの追求はショッピングカートにまで来たのか、と感じてしまうのは私だけだろうか。
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