それにしても海外では家買っても数年で即引越しとか普通。日本だとマイホームは一生で一番高い買い物で、ほぼ終の住処(ついのすみか)となることが多いというのに。
狩猟民族と農耕民族の差だからとはいえ、フットワーク軽すぎる。もっとも土地自体が高いニューヨーク、ロンドン、パリなどの世界的大都市では東京と事情は同じである。
しっかりした造りなのにモバイルホームとな!?
エストニア発のKoda homes(折りたたみ式住宅)は、家自体を動かすという発想。
日本では今ひとつ実感がわかないかもしれない。
しかし土地はどーでもいいが、家には愛着があるという発想からすると、リロケーションごとにそのまま持っていけるというのは海外ではかなりのニーズがあるようだ。
早い話がプレハブなのだが、コンクリート製で実際にできあがったものを見るとモバイルホームの概念からはほど遠い。
それなのに、わずか7時間で完全な戸建て住宅が完成するのである。
基礎はなく、9m四方の立方体を地面の上に置いただけである。
ちなみに間取りは1階に広いリビングルーム、キッチン、バストイレがあり、ロフト仕様の2階には寝室と洗濯室が完備している。
また家全体のスペックとしては、屋根にソーラーパネル、壁断熱などが基本装備されているとのこと。
実際に住むこともできるが、カフェやオフィス、ワークショップなどの場所としての用途なども視野に入れているらしい。
ポップアップショップなどを1~2年展開するにあたり、ちょうどよい感じではある。
記事参照元 http://www.gizmag.com/
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