韓国最大手書店チェーンの教保文庫(Kyobo)が電子ブックリーダーの分野に進出した。Android電子書籍端末の「KYOBO eReader」は、ディスプレイにクアルコム(Qualcomm)のミラソル(mirasol)を搭載していることで話題を集めている。
KYOBO eReaderは、次世代モバイル技術の旗手のクアルコムの、革命的なカラーディスプレイを採用している。「ミラソル」は液晶型ではなく、反射型のディスプレイだ。従来のディスプレイよりも消費電力を抑えることが可能で、表示にかかるコストが削減されることになった。
スペックはOS: Android 2.3、CPU: Qualcomm Snapdragon S2 processor 1GHz、サイズ: 174×119×12.9mm、重量: 338g、解像度: 1074×768となっている。気になる電子書籍の数は、90,000冊を用意しているとのことだ。
電子ブックリーダーはまだ発展途上の分野だといえる。KYOBO eReaderの本格的な海外進出はまだ。「ミラソル」ディスプレイともども、今後の展開が気になるところだ。
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