イタリアのサンターガタ・ボロニェーゼに本拠を置くランボルギーニ。元々トラクターの製造を手がけていたフェルッチオ・ランボルギーニが設立した。
当時フェラーリに乗っていた フェルッチオ・ランボルギーニがフェラーリに車の不満をぶつけた。しかし全く相手にしてもらえずならば自分で会社を作ってしまえと言うのが設立理由だと言われている。創立以来カウンタック、ミウラ、ディアブロなど斬新なデザインのスポーツカーで世界的な人気を獲得してきた。
そんなランボルギーニの最新モデル「アヴェンタドールJ (Aventador J)」がジュネーブモーターショーで発表された。「J」とは70年発表の「Jota(イオタ)」と国際自動車連盟のレギュレーション「付録J」の両方の意味がある。
アヴェンタドールJ (Aventador J)のデザインは従来ランボルギーニらしいカッコ良さに加えてウインドスクリーン、窓が排除されて実に斬新だ。ボディはアベンタドールJ専用のクロームエフェクト入りの赤の塗装が施されている。
内装にはカーボンファイバー製のファブリック素材で作られたカーボンスキンをアヴェンタドールJ (Aventador J)専用に開発。ボディも内装もJ専用に作られ、赤と黒の美しいコントラストを演出している。
アヴェンタドールJ (Aventador J)は完全なるワンオフモデルだ。この車を手に入れることができるのはたった一人。まさに究極のランボルギーニと言えるだろう。
早くもジュネーブモーターショーに出展後、ランボルギーニ公式サイトは1日のアクセスが過去最高を記録。 ツイッターなどのメディアでもかなりの反響があった。世界にたった一台しかないアヴェンタドールJ (Aventador J)を世界中の金持ちが虎視眈々とシートを狙っているのだ。
ちなみに販売価格は未定。落札できなかった金持ちたちはギーと歯ぎしりをして苦虫をかみつぶす事だろう。