最近は幼稚園などでも英語教育が行なわれていたりするので、日本でもある程度英語が話せたり理解できる人は増えてきたように思う。今回ご紹介する天才マシュー・ユールデン氏は9つの言語を流暢に話し、かなり多くの言語の会話を理解できるそうで羨ましい限り。
言語のカメレオン
6ヶ国語以上話せる人は英語でPolygrot(ポリグロット)と呼ばれるが、マシュー氏はその他文化言語学者でもあり、マイナーな言語の復興に関しても学んでいる。
世界にポリグロットは多く存在するが彼のように流暢に自然に違った言語を話せる人はそう滅多といないということで、彼のニックネームはズバリ「言語のカメレオン」。
イギリスのマンチェスター出身だが、ドイツ人は彼をドイツ人だと思い、スペイン人は彼はスペイン出身だと勘違いしてしまうそう。大体ポリグロットと呼ばれる人たちは、言語をフルタイムするガリ勉タイプが多いそうだが、マシューさんは少し違うようだ。
彼によると根気、熱意と広い心を用いてこれら多言語を話せるようになったということだが、ただ他の人と脳の作りが違う天才なのではないかと筆者は思う。
違う言語を話すと世界観が広がる
もっと多くの他言語を話せると、自分の世界がさらに広がる。これがまさしくマシュー氏の前進への意欲。たとえばスペイン語とポルトガル語など、非常に似た言語でもそれでもまったく違った思考と世界観が得られるという。
自分の地方の言葉を話すときと標準語を話すときの気分の違いのようなものなのだろうか?彼はビデオの中でアイルランド語、フランス語、スペイン語、カタロニア語、ポルトガル語、イタリア語、ヘブライ語、ドイツ語で会話をしているが、それぞれの言語を話すときの魅力などについても語っている。
単一言語しか話せないのはまったく寂しいことで、外国語が話せることには非常に多くの利点があるとマシュー氏は言う。もちろんそうと皆知っていると思うのだが、特に日本人にとってはそんなに簡単なことではない。
しかしそんな風に努力をしている人やもっと違った世界観を持ちたい人には、彼の言葉はきっと良いモチベーションとなるだろう。言語を完全にマスターするまで行かなくても、ただ色んな言葉で「I love you」と言えるだけで、いざと言う社交の場でのコミュニケーションの技となる。
参照元:Babbel