もともとは子どものおもちゃだったはずだ! 直方体にプチプチがついただけのブロック。僕はもともと外で走り回るタイプだったので、小学校3年までは無縁だったLEGOブロック。今や、「世界一大きいミレニアム・ファルコンの模型」を作れるくらい、芸術の領域に達してきた!
長さは5メートル! そのまま乗り込めるかもと思うくらいの大きさだ。
小学校3年生のときに近所にリョータくんという男の子が引っ越してきた。一つ年上の4年生なのだが、突然遊びに行った僕を快く受け入れてくれた。とは言っても、晴れているのに一緒に野球に行くわけでもない。部屋に招いて小さな四角いものを組み立て始めた。それがレゴだった。
心は武士だった僕は、最初のうちは「なんて軟弱な遊びだ」と思っていたが、やってみるとけっこうおもしろい。ただ、道具箱いっぱいのブロックを使っても、牛乳パック3本分くらいのお城しか作れなかった。
「もっとたくさんブロックがあれば、宇宙船だって作れるのに!」
そんな少年の夢を実際に実現する奴が出てくるとは思わなかった。Steininger とChris Steiningerという親子だそうだ。仕事で忙殺される私に昔話をさせてしまうくらい、アホと言えばアホだが、偉大だと言えば偉大だ。
参照元:cnet
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