「昆虫を食べる」ということ。日本でもイナゴを食べる地方がありますが、ごく一部です。しかし世界では、昆虫を食べて生活している地域は少なくありません。地球の資源は限りがあり、これから食糧難が進んでいくと言われています。そんな中、国連食糧農業機関は「人類はもっと昆虫を食べるべき」と提言しているのです。顔をしかめてしまうような事実ですが、真剣に将来に向けてそのような提言が出ています。
食糧難に向けて、昆虫を食べる。そこで考えされたのが「Lepsis (レプシス)」です。Lepsisは台所で食用バッタを育てるシステムを作るガジェットです。気持ちが悪くてバッタりと倒れてしまいまそうですが、これは真剣です。バッタの卵をかえすところから始まり、餌をやり成長させ、卵を産ませたうえで食べる。このサイクルを自宅で作りだす事により、何時でも食用バッタを食べる事が出来るようになるのです。
「バッタなんか食べたくないよ」と言うのは、私も一緒です。しかし食糧難になった場合、「バッタでも良いから腹に入れたい」となるのです。Lepsisが提言する未来は、来てほしくはありませんが・・・。
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