旅行に欠かせないスーツケースの家での置き場所に困っている人には魅力的に映るでしょう。オランダ発、折りたためば、容量が半分以下になるスーツケース「LITO CASE」の先行販売プロジェクトが10月、米クラウドファンディングサイト「Kickstarter」で成立しました。
折りたたんで、クローゼットの中やベッドの下へ
「LITO CASE」は容量40Lのキャリーオン型と70Lのチェックイン型の2種類があります。どちらも内側に折りたたみパネルを上下左右4枚備え、キャリーオン型を折りたたんだ場合、容量は15Lまで小さくでき、厚さも25cmから15cmになります。旅客機の客室に持ち込めるキャリーオン型を圧縮すれば、引き出し・クローゼットの中・ベッドの下に保管できるでしょう。
家のスキマに収納できる”折りたためる”スーツケースの耐久性を見てみましょう。プロジェクトページの動画ではシェル(外殻)の上に乗ってジャンプしても壊れないことが確認でき、空港で少々手荒に扱われても問題ないようです。シェルの素材には航空機で使われているものと同等のアルミニウムと100%リサイクルされたペットボトル50本が使われています。
生涯保証付き。ラップトップ専用ポケットも備える
非使用時にスペースを取らない上、サステイナブルを強く意識した「LITO CASE」の先行販売プロジェクトは結局、目標金額の10倍超に当たる8.7万ユーロ(約1100万円)以上を集めました。ここまで触れませんでしたが、生涯保証が付いていること、ラップトップ専用フロントポケット・防水YKKジッパー・TSAロックを備えていることも支援を後押ししたとみられます。
参照元:KICKSTATER
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