公園などで蛇口から水を出しっぱなしになっている様子を目にすると「もったいねえな」と思います。公園の水道料金は管理者が負担しています。管理者は自治体の場合が多く、蛇口から流れ出る水は税金を垂れ流しにしているのと同じ事になります。いわゆる「公費の無駄使い」と言うヤツです。
そんな光景にストップをかけるべく開発されたのが、「LOCKO(ロッコ)」です。見ての通り、蛇口にコンビネーションロックシステム(数字鍵)がついており、数字を知るものしか水を使用することが出来ません。これなら、自分が管理する水を他人に使用されることはありません。
公共施設でLOCKO(ロッコ)にセットした番号をどのように扱うのかは、少し検討の余地がありそうです。結局使用者全員に数字を広めてしまっては、水もパスワードも駄々漏れになってしまいます。良識人だけに番号を教える、昼夜で番号を変えるなど対策が必要になりそうです。
LOCKO(ロッコ)はまだ製品化はされていませんが、2012 デザイン·コンセプトでレッドドット賞を受賞しています。今後の展開に注目です。
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