私は3kgのダンベルを毎日持ち上げて、腕の筋肉がナマらないようにしている。ちょっとした旅行の時にも、できればそのダンベルを持って行きたいのだが、たった3kgとはいえ、鉄の固まりを持ち歩く気にはならない。だが、この「Magnetic Dumbbells (磁気ダンベル)」なら、それが24kgでも、ぜひ持って行きたい。
韓国でインダストリアル・デザインを学ぶ大学生、Suhyun YooがデザインしたMagnetic Dumbbellsは、ダンベルの未来形だ。見た目は2個の腕輪。不思議なことに電源スイッチが付いている。それをONにすると、中に仕込まれた電磁石がアクティブになり、2つのリングが互いに引きつけ合ったり、反発し合ったりしはじめる。例えば、2つを前腕と上腕(肘から手首までの間と、肘より上)にはめて腕を動かせば、電磁石の抵抗に逆らって動かすことになるので、ダンベルを持った時と同じ効果があるというわけだ。トレーニング時のヴァーチャルな重さは、3kg~24kgまで、ツマミを回すだけで変えることができる。
このMagnetic Dumbbellsはどうやらプロトタイプで、市販はされていないようだ。興味がある人は、こちらのサイトにSuhyun Yooのメールアドレスが公開されているので、直接問い合わせてみてはいかが。
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