年末年始は、プリンターがとくに活躍したのではなかっただろうか。家電量販店も前面にプリンターを押し出した販売を展開する。まさに、この時期ばかりはプリンター繁忙期だ。
プリンターが一般家庭に普及した当初は、黒+3色が主流だった。それが、時代とともに6色と増え、刷り上がった出来映えも、鮮やかで美しく進化していった。
そして、そんなプリンターが、またまた新たな進化を遂げた。3Dプリンターだ。アメリカMarkerBot (メーカーボット)社の「Thing-O-Matic」は、ナント10万円で購入できる。一般的なプリンター価格から比べると、少々割高に思えるが、物体を3次元で表現できるプリンターとして考えたら、その価値からかなり激安ではないだろうか。もちろん製作されるものには、大きさや色の制限がついてくるが、それでも十分に楽しむことができる。
また、Thing-O-Maticでプリントアウト(?)したものは、専用のコミュニティーサイトにアップして、ユーザー同士で品評会ができるのもウレシイ。すでにそのサイトには、とんでもない強者もいるらしいので、いろいろと参考になることは多いだろう。一台あったら、絶対に楽しいThing-O-Matic。
ただし、このプリンターは本体から自分で組み上げなくてはならず、ソフトウェアはオープンソースなのだ。昔、プラモデルを作っていて、何度となく挫折してしまったという人には、残念ながら不向きかもしれない・・・。
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