ジュネーブモーターショーでは、クローズトボディの「マクラーレン650Sクーペ」とともに、オープンカーの「マクラーレン650Sスパイダー」がワールドプレミアされている。この英国製オープンエアモデルの特筆すべき点は、クーペと同様のスペックが与えられているということである。
変わらぬ走行性能の「クーペ」と「スパイダー」
そのマクラーレン650Sスパイダーのスペックは、V型8気筒3,799ccツインターボエンジンからのパワーは650ps/7,500rpm、トルクは69.1kg-m/6,000rpm、7速ヂュアルクラッチ採用で、最高速度は650Sクーペの333km/hに対して329km/h、0-100km/h加速3.0秒、興味ないでしょうが燃費は欧州複合サイクルで11.7L/100kmです。
オープンボディはその構造から、通常は剛性面で不利になるのだが、シャーシーそのものが「カーボン・ファイバー・モノセル・シャーシー」という高い剛性を誇るもののため、重量増も40kg程度に抑えている。もともと650自体が、スパイダーを前提に開発されたという事もあって、クーペと同様の性能が与えることが出来たのだ。
2万ポンドの追加はお買い得?
17秒未満で開閉が完了し、ルーフとリアウインドーが独立した2ピース構造の電動RHT(リトラクタブル・ハードトップ)は、30km/h以内なら走行中でも開閉可能。(危ないぞ・・・けど一度やってみたい。)
ほとんどの方の意見としては、走行性能がほとんど変わらないのであれば、買うなら650Sクーペより650Sスパイダーがお得だと言う。そしてそのほとんどの方は、実際には購入しない。価格はクーペより2万ポンド高い21万5250ポンド。日本円で約3,700万円ほどです。
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