香港発、自分をより良く見せられるようにレンズをモニター内に動かせる上、画面映りをさらに良くするライトも備えたWebカメラ「MECA」の先行販売プロジェクトが今冬、米クラウドファンディングサイト「Kickstarter」で成立しました。
メモを読みながら喋っても、相手にそれを悟られない
「MECA」の使い方ですが、まずWebカメラ本体をノートPCのモニター上に設置します。後は本体下部から円筒になっているレンズ部分を取り出し、モニター内の「ここなら自分のカメラ映りが良い」と感じる位置に貼り付けるだけです。
もしレンズ部分をモニター中央に貼り付ければ、パワーポイントやWebブラウザを見ながらでも、通話相手とアイコンタクトが可能です。メモを読みながら喋っていてもそのことを悟られずに済みます。しかもカメラ本体とレンズを結ぶケーブルの幅は1.5mmなので、モニターを邪魔しません。
マイクとライト内蔵。明るさ・色温度を調節できる
コロナ禍で需要が高まったのがオンライン会議・授業・イベントなどで自分をより良く見せるためのリングライトです。「MECA」の正面にはマイクとライトが内蔵されています。明るさ・色温度を調節できるライトに分離可能なレンズを上手く組み合わせれば、カメラ映りがグッとよくなるでしょう。
取り外せるレンズにマイクとライトが付いたWebカメラの先行販売プロジェクトは361人から33.5万香港ドル(約494万円)を集めました。この人気ぶりはPC内蔵カメラや従来の外付けカメラでは自分をより良く見せられないと感じている人が一定数存在することを示しています。
<参考元>Kickstarter
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