とびきり個性的で、しかも実用的に見えます。米国発、四角いランプシェード(笠)がアームの先から1cm離れた空中に浮いている、ユニークな卓上ランプ『Megi』の先行販売プロジェクトが4月、クラウドファンディング(CF)サイト「Kickstarter」で立ち上がりました。
ランプの明るさは3段階の調節が可能
『Megi』の使い方は簡単。PR動画を見てみると、卓上ランプに電源コードを差し込み、アームの先に手のひらサイズのランプシェードを近づけると、リニアモーターカーの原理である磁気浮上技術により、点灯と同時に「笠」が宙に浮いています。空中で微妙に揺れるランプは見る人の心を楽しませるはずです。
ランプの明るさは3段階の調節が可能とのことで、「いつ使うか」「どこに置くか」の選択肢が広がります。例えば目に優しい光と「のんびり過ごしたい寝る前の時間」「ベッドサイドテーブル」は相性が良いでしょう。明るさの調節などはランプのベースに埋め込まれたスイッチで行います。
量産化の準備は整ったように見えるが
ここまで紹介した『Megi』はBASICタイプです。上級モデルのPROタイプは点灯・消灯や明るさの調節を音声入力で操作できます。BASICのベースにはUSBポートが付いていますが、PROのベースにはワイヤレス充電パッドも埋め込まれています。いくつかの手間を省きたい人には上級モデルが良さそうです。
物体を宙に浮かせる手品師の気分を味わえる卓上ランプの先行販売プロジェクトは5月上旬時点で、目標金額の19倍、3万8000ドル(約405万円)を調達しました。量産化の準備は整ったように見えますが、予定通りに発送されるかは現時点では何とも言えません。プロジェクトにCFの実績がなく、連絡先が不明瞭なのは気がかり。
参照元;KICKSTARTER
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