この度メルセデスベンツが大きな決断をしました。
その決断とは、メルセデス・ベンツのフラッグシップモデルである
Sクラスにカブリオレ(オープンカー)を投入することです。
今までも、サンルーフが付いていたりはしたものの、
Sクラスは高級サルーンの車の代表であり、
扉も四枚であり、運転手に運転してもらい後部座席に乗る物というイメージが世界的にありました。
しかし今回リリースされる『S63 AMG Cabriolet』は、
Sクラスの44年の歴史で初のカブリオレのSクラスとなります。
しかもSの冠があるにもかかわらす扉は二枚で
完全にコレは、オーナー自らハンドルを持って運転するドライバーズカーなのです!
この高級サルーンからオーナー自ら運転するモデルへの流れは
ベントレーの成功例を参考にしているかと思われます。
単純にSクラスの屋根を取り払いました!と言ったいい加減の物では無いのです。
クローズド状態から電動で、20秒で完全に屋根がオープンになります。
もちろんS63なのでエンジンのパワーも同じライバルメーカーをぶっちぎっています。
AMGチューンされたエンジンから出力される馬力は577馬力!
0-100キロまでの加速は3.9秒といった世界のトップスーパーカーの
フェラーリやランボルギーニと肩を並べる運動性能を持っています。
メルセデスが本気を出すとこんなにスゴイ車を作れるのですね!
筆者のコメント
Sクラスの名前を冠する必要があるのか?と思いましたが、
SLクラスやGTとの住み分けの一番のポイントは内装では無いかと思います。
特に後部座席はポルシェなどにある、『とりあえず後部座席が付いています』といった物ではなく、十分に高級サルーンのクオリティーを併せ持っています。
もしワガママを言って良いなら、電動のソフトトップでは無く
ハードトップのモデルでリリースして欲しかったです。
参照元:TopGear