なんだこれ!と一瞬で心奪われる写真。
日本人アートディレクター・デザイナーの田中達也さんのジオラマアート写真「MINIATURE CALENDAR」(ミニチュアカレンダー)が、いま世界でも話題になっています。
なんとこの写真、カレンダーという名のとおり、365日毎日更新されているから驚きです。
2011年4月から毎日アップされており、今年で5年目になります。
小さい頃に誰もが思い描くファンタジーの世界。
田中さんは、頭に広がる想像力を、ジオラマアートで表現しているのです。
大きな木のようなブロッコリーにぶら下がったブランコで遊ぶ少年。
五線譜の上を走り、音符のハードルを跳ぶ人々。
そびえ立ったエクレアをクライミングする人。
わくわくするとともに、どこか心が和やかになる気がします。
ここまで繊細なものを表現できるのは、やはり日本人の美点でしょうか。
海外からも、
「日常に溶け込んているオブジェクトを、アートとして新しい姿として変身させる不思議な能力がある」
と、大変な評価を得ており、その魅力にさまざまな人が引き込まれています。
毎日更新される小さなファンタジーの世界。
日々感じるしがらみを忘れて、ジオラマアートに心癒されるひとときを設けてみてもいいかもしれません。
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