「Mission RS (ミッション RS)」は、サンフランシスコを拠点とするミッション・モータースから発足したミッション・モーターサイクルという会社の製品、会社の経緯そのものが大変ややこしいので割愛しますが、2輪のステラと言うのがわかりやすいでしょう。電動バイクながら、その走行性能は60馬力電動モータにエネルギーを供給する電源のバッテリーパック14kwを持っており、毎時150マイルの最高速度で、ドガッティやBMWの1,000ccクラスのスーパーバイクにひけは取らないといいます。
Mission RSは、ヤマハのGTSを手がけたフレームビルダーによる基本設計と、ホンダのビッグバイクのスタイリングを担当したデザインスタジオのスタッフがデザインしています。その独特なフレーム構造は、モーターとコントローラーをストレスメンバーとして採用し、通常のバイクならガソリンタンクに相当するバッテリーブロックをセミストレスメンバーとするものです。基本的にはレース仕様なので公道は走れませんが、前モデルの「Mission R」などでは、保安部品などをつけて、ロードバイクとして使用する人もいるようです。
また、BluetoothとGPS機能、HDカメラを内臓。ワイヤレスで、ナビゲーション、スピード、バッテリーの状態、走行距離などの情報を収集し、ヘルメットのディスプレイに表示されます。つまり、・・アイアンマンのような物でしょうか。仮面ライダー使用したらショッカーのみなさんは驚くでしょう。おともの価格は現在のレートだと500万円以内です。
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