フォルクスワーゲン(VW)の「初代ゴルフ(Golf)」は、とても味わいのある車である。キュートで憎めない顔と、人が目を瞑っているようにも見えるリア。ゴルフはモデルチェンジを重ね、現在は7代目が登場している。モデルチェンジを重ねるたびにスポーティな車へと変貌を遂げているが、やはり初代が一番良いと個人的には思っている。
スペックは、MK1と呼ばれるタイプで最高出力736hpの1.8リッターエンジン、最高速度は160km/hである。それでも市販車としては、標準レベルと言えるだろう。
そんな初代ゴルフMK1に、最高出力1000hpのモンスターエンジンを取り付けてしまった男達がいる。ドイツのカスタムメーカー「Boba Motoring」だ。KRエンジンとGTX4202Rターボを搭載させ、最高出力1000hpまで高められた初代ゴルフは、その恐るべき性能を試すべくサーキットへと向かったのである。その模様は、動画にて確認できる。
車載カメラを見ると、一目瞭然。大よそゴルフとは思えないエンジンの爆音はまるでフェラーリのようである。フェラーリをも凌ぐ暴れ馬の走りを見て欲しい。
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