あなたはサンチアゴ・エレロ(Santiago Herrero)という人物を知っているだろうか?彼は1968年から70年にかけて活躍したスペインのバイクレーサーであったが、レース中の不幸な事故により28歳の若さにしてこの世を去った人物である。この「Monocasco Concept Bike」は当時彼が乗っていたバイクをカスタマイズし、電気によって駆動するようになったバイクである。
つまり、1970年当時のデザインはほとんどそのままに、21世紀の技術を受けて現在に復活したバイクと言えるのだ。実際は40年近くも前のデザインのバイクであるのに、こうして見ると逆に今よりも進んだ近未来のデザインにも見えるから不思議である。
本来はレース用のとして使われていたバイクであるが、現代に復活した「Monocasco Concept Bike」は街乗り用のお洒落なバイクとしてもピッタリである。
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