絹のような喉ごしをいささかでも損なうことのないようブラックボトル入り。

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$3.50 詳細なし

ともすれば「オージー」という言葉でオーストラリアと一緒くたにしてしまいそうな、ニュージーランド産品。しかし、地理的にも気候的にもほぼ変わらないながら、オーストラリアは大味、ニュージーランドはそれに比べれば幾分日本人好みの繊細さがあったりもするのです。

ビールにしても同じ。至る所にパブがあり、日本でもお馴染み、フォスター・ラガーやクーパーズ、クラウン・ラガーやフォーエックスといったビールがありますが、ラグビーやクリケットの試合を楽しみながら同じく飲るにしてもこちらは、ちょっぴりエレガントなビール。それが今回ご紹介する「Monteith’s(モンティース)のシングルソース・ラガー」です。

およそ国内には60のブリュワリーが存在し、200を超える地ビールのブランドがあるというニュージーランドでも、最高ランクの品質を誇るこのモンティース・シングルソース・ラガーは、ニュージーランド南島の西海岸にあるブリュワリーで自然の恵みを贅沢に使い、その絹のような喉ごしをいささかでも損なうことのないよう、光を遮断する分厚いブラックボトルに詰めてお手元に届けられます。

そうそう、ニュージーランドといえば、トリビアをひとつ。国土は二つに分かれ、一般的に「北島(North Island)と「南島(South Island)」と呼ばれているのですが、じつはこの二つの島には正式な名称が付けられていなかったことに同国の地理学会が気づいたのが2009年、つまりは最近のこと。公的にも法的にも「名無しの島」に住んでいたことがわかり、政府があわてふためいた様子は格好のニュースとなり、世界中に大きく報道されました。

まあ、そんなどこかユーモラスで憎めないところのあるニュージーランド人。しかしこのシングルソース・ラガーだけは、彼らにとって「ビールの中のビール」なのだそうです。

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