辺ぴなところに建てちゃった世界12のホテルをご紹介していますが、【前編】ではなかなか行こうと思って行ける場所ではないモンゴルやアラスカ、そして多くの人が聞いたことがないであろう島国セントビンセント・グレナディーンが登場しました。
【後編】は、山あり、南国の島あり、そしてなんと北極圏の島国まであり。読んでるだけでもう最果ての地まで行っちゃった気分、お腹いっぱいになる内容です。早速ご紹介しましょう!
7. ペルー Mountain Lodges
ペルーと言えば、マチュピチュ。アンデス山脈の標高3400メートルの位置にあるクスコからおよそ145キロ車で走ったところにあるのが、このMountain Lodge。合計4つのロッジからなるこのホテル、1つ目のロッジから2つ目、3つ目、4つ目のロッジまで移動するには、歩くか、馬を使うか、ラバを使うかの3択だそうです。
インカの建築法を用いたこのMountain Lodgeの客室内には伝統的なアンデスのデザインが採用されていますが、モダンなスパニッシュ風のバスルームとうまくなじみ合っています。
全ての客室からインカ神話で最も重要な山であるサルカンテイを望むことができます。数日かけて繰り出すトレッキングでマチュピチュを訪れるのも一案です。
8. セイシェル North Island
ヨハネスブルク、ドバイ、パリ、ローマ、もしくはロンドン経由でマヘ島へ。マヘ島からノースアイランドまではヘリコプターで15分です。
このホテル、セレブ御用達として知られていますが、一般の人にはなかなか泊まれない超高級リゾートです。ビーチに建つヴィラは、手掘りの木と地元の石を使ってつくられています。
シャワーはアウトドア、島内を探索するためのバギーなどが用意されています。運が良ければウミガメの産卵を見ることができるかも!
9. フロリダ・キーラーゴ Jules’ Undersea Lodge
フライトでマイアミに到着したら、キーラーゴまで60分のドライブ。でもまだホテルには到着していませんよ。キーラーゴに到着したら、コテージのような建物からおよそ6メートル下(水中です)までダイビング!
保護地区のラグーンの水中にあるJules’ Undersea Lodgeには、丸窓が設置されていて、エンジェルフィッシュや色鮮やかなアオブダイ、バラクーダ、牡蠣、そしてフエダイなどを見ることができます。
驚くことに、テレビ、電話、ステレオ、キッチンの電子レンジなども使用可能で、外から朝食やランチ、ディナーを防水のスーツケースに入れてダイブして運んでくれるそうです。
10. グリーンランド The Hotel Arctic
グリーンランド、誰もが憧れる北極圏の国。あのサンタがいる夢の国です。米ボルチモアからグリーンランドのメインエアポートであるカンゲルルススアークまで5時間のフライト。
そこからイルリサットの町まで1時間のフライト。そして、そこからさらに短時間のドライブでようやくThe Hotel Arcticに到着です!
このホテルの一番の魅力はやはり目の前に広がる数千もの巨大な氷山!ホテルとは別にイグルー風の客室も用意されていて気分を盛り上げてくれます。
クジラ、ジャコウウシ、トナカイ、アザラシに遭遇するチャンスも!犬ぞり体験、ハイキング、そしてセーリングなども人気です。夏の間はグリーンランド流BBQが楽しめます。羊や、ジャコウウシ、トナカイのステーキを炭火焼でいただけます。
11. スイス Hotel Bellevue des Alpes
チューリッヒに到着したら、グリンデルヴァルトへの2時間半の列車の旅。そこから山をガタゴト行く列車に乗って30分のところにHotel Bellevue des Alpesがあります。
およそ2070メートルの高さに位置するこのホテル、スイスを代表するアイガー、メンヒ、ユングフラウのオーバーラント三山に囲まれています。19世紀に建てられた木造のホテルは、昔ながらの内装でゆったりできます。ここに来たらドアを開いてすぐ広がるゲレンデで絶景を満喫しながらスキー三昧ですね!
12. イースター島 Posada de Mike Rapu
チリのサンティアゴから5時間のフライト、エアポートからホテルへはおよそ8キロです。
2007年開業と比較的新しいリゾートですが、島の最南端に建っているため、周りは絶景プラス絶壁です。30ある部屋は全て太平洋に面していてなんとも贅沢な眺めです。
ミニマリストのためのリゾートと謳っている割にはアメニティ類は充実。部屋にはハイドロマッサージのバスタブ、雰囲気たっぷりの木製の家具、そしてバスルームの床と壁は石造りでパネルは現地チリのチェリー材木がふんだんに使われています。
イースター島のホテルは思ったよりも辺ぴではないところにあるなぁという印象ですが、どうせ行くならキーラーゴのようにダイブしないと部屋にたどり着けないくらいのぶっ飛びホテルが良いですね。と言いますか、ダイビングできない人、水に潜れない人は一生行けないと言うことでしょうか。難易度高すぎます・・・
私は昔からいつかグリーンランドに行きたいという思いがありまして。特にグリーンランド流のBBQに興味深々です!BBQを食べたいがためにフライト!フライト!ドライブ!の長旅もなんのその!といった勢いである日ふらっと旅に出てしまうかもしれません。
皆さんも、想像もできないほどの長旅を経て誰にも見つからないような場所に逃げたい行きたい時には、ぜひ本記事内の情報を参考にしてくださいね。
参照元:Travel + Leisure