破産手続き中だったMTGOX社が民事再生手続きを開始し、破産手続きが中止となったことが今月の22日に明らかになった。
MTGOX社は、2013年5月頃からサイバー攻撃を頻繁に受けており、2014年2月上旬頃からはビットコインの引き出しができなくなる事態が発生していた。
また、2月24日頃までにユーザーの取引履歴上のビットコイン保有高、そして会社自身の取引履歴上の保有ビットコインの大部分がなくなっていることが判明していた。
破産管財人である小林氏は、ビットコインを売却しての破産手続きを進めていた。
しかし、同仮想通貨の高騰は債権額約456億円を上回った。
これは2017年のビットコイン価格の急上昇が影響している。
これにより、破産手続きが中止となり、民事再生手続きを開始したということだ。
市場に大量のビットコインが流れることを恐れていた投資家は、この決定に安堵している。
参照元:帝国データバンク
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