植物が枯れる原因を解消したプランターが人気 カギは酸素不足の解消

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22ドル(約3100円)~詳細ページ

米国発、室内植物が根腐れしにくい構造にも、根が効率的に伸びて植物を大きく成長させる構造にもなっているプランター「Naked Root」の先行販売プロジェクトが今夏、米クラウドファンディングサイト「Kickstarter」で1170人から9万ドル(約1300万円)を調達、成立しました。

従来のプランターなら栽培は誰でも難しい?

植物が枯れる原因の一つが「根腐れ」です。根腐れの主な原因は「水のやりすぎ」なのですが、ややこしいのは、プランター上面の土が乾いていても、外からは見えない下部に水が溜まりがちということです。水で根が窒息すれば、根腐れが始まってしまいます。

ただでさえ何本もの根がプランター内で成長の行き場を失ってこんがらがり、慢性的な酸素不足状態になっているところに、上から水やりの水が押し寄せてくるので、従来のプランターはどう頑張っても根腐れしやすい構造になっているとも言えます。

植物が枯れる可能性を下げる工夫いろいろ

その点、「Naked Root」のインナーポットの構造は、プランター内で根が複雑に絡まることなく、酸素を十分取り込めるように工夫されています。根の先端を空気に触れさせる溝を360度設けることで、主根の成長を止めつつ、先端から小さな根をたくさん伸ばさせて、植物を成長させます。

水やりの頻度が気になるところですが、プロジェクトは「ほとんどの室内植物は2週間に1回、タンクを満たせばいい」と説明しています。プランター下部の土中に水が溜まりにくいように設計されており、自然光に当てることを忘れなければ、植物が枯れる可能性は大幅に下がることでしょう。

<参考元>Kickstarter

 

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