PCは今や誰もが持っていて、インターネットは人々の生活に切り離すことができない。環境はインフラが進み、いつでもどこでも繋がることができる。毎日どこかで必ず触れるもの、それがPCだ。そんなPCと言えば、毎日新しい機種が発表されているのではないかと思えてしまうほど、日々の技術の進歩が著しい。
「パソコンするのは、ネットとメールくらい」という、いわゆる一般ユーザーには、あまり馴染みのないことかもしれないが、「スペック」という言葉にピクリとしてしまう人にとって、チップセットとか、CPUは第何世代とか、プロセッサなんていうのは、いつもホットな話題だろう。そんな中身の話しで、今トンデモナイ開発が進められているらしい。
それが、このスタンフォード大学の研究者らが開発した「Nanoscale Light-Emitting Diode」という、超小型のLEDだ。 もともと演算処理には不向きとされていたLED。それを可能にする力を秘めているのが、Nanoscale Light-Emitting Diodeなのだという。これの何がすごいところなのかというと、データなどの送受信にこのLEDが利用できるようになると、現在の数千倍ものスピードで処理が可能になるのだという。
今使っているパソコンで不自由を感じていない人にとって、この手の話しはボンヤリしてしまうかもしれないが、もしかしたら、あのスーパーコンピュータ京のような、モンスター級に優秀なパソコンを、手軽に使えるようになるかもしれない、ということだ。ただし、実用にはあと10年は掛かるらしいが。
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