オーストラリアのシドニーで開催された「シドニー・インターナショナル・フードフェスティバル」で話題となったのが国旗弁当だ。実は現地の広告代理店がプロモーションでつくったもので、各国の伝統食材を使って国旗を描いたお弁当(ランチボックス)にしたのだ。
一目でその国の食材がわかり、また見た目もおいしそうで、食材の特徴が国旗になっているのでは思えるほどだ。
異国情緒ただよう各国の食材
1. レバノン【トマト、ピタブレッド、パセリ】
アラブ諸国料理の伝統にありながらもトマトなどを使うことでヨーロッパの雰囲気も香る。ワインなどにも合うのでぜひトライしてみたい。
2. イタリア【バジル、パスタ、トマト】
イタリア料理に欠かせないハーブ、トマト、パスタはまさに私たちがイメージするイタリアの食材だ。
3. 中国【ドラゴンフルーツ、スターフルーツ】
四川、上海、広東、北京の四大料理だけではなく、見た目もどことなく中華風のフルーツもおさえておきたい。
4. ブラジル【バナナの皮、ライム、パイナップル、パッションフルーツ】
色合いも食材もどことなく甘く情熱的な感じが漂ってくる。
5. アメリカ合衆国【ホットドック、ケチャップ、マスタード】
確かに独自のフードというのは思い浮かばないが、ファストフードの多様性は移民国家である特徴が表れている。
6. ギリシャ【オリーブ、フェタチーズ】
夏の乾燥が厳しい地中海性気候が食材に反映されている。
7. インド【チキンカレー、ライス、ほうれん草のココナッツの炒め物と豆粉のせんべい】
やはりカレー!と思いきや、意外にも豆や粉モノも主食。
8. 韓国【キムパプ(海苔巻き)とつけだれ】
日本の海苔巻きと違うのは、具材の味つけにごま油が多く使われているところ。
9. トルコ共和国【ターキッシュデライト(ロクム)】※日本のゆべしに似た食感のお菓子
なんとも言えない食感だが、ポジション的には日本の和菓子のようで大人から子どもまで大好きなスイーツ。
後編へ続く。
参照元:When on earth