米国東部ニュージャージー州に住むエンドレソン一族が故人の夢を見事に叶えました。7月下旬、53~76歳の兄弟姉妹17人がニュージャージー州宝くじで2010万ドル(約20億円)もの賞金を手にしました。CNN、USAトゥデイ、英デイリー・メールなどが相次いで報じています。
兄弟姉妹は数十年かけて宝くじを購入し続けていましたが、そのきっかけは母フロッシー。フロッシーの夢は「ノルウェーからの移民だった夫と出会った大西洋に面した土地に小さな別荘を購入する」。
残念ながら、彼女は2004年に亡くなっています。また、12年にはハリケーン「サンディ」により、一族4人が住処を破壊され、1人が命を落とす悲劇も。
「州と母に心から感謝している」
さて、超高額賞金の使い道ですが、20億円すべてを手にできるわけではありません。一括払いでの支払いの場合、税引き後に残るのはおよそ半分。母の夢であった別荘が建てられるのかは不明ですが、ハリケーンで亡くなった家族の子供達にも与えられるとのこと。
ハリケーンで家を失ったジョンさんは「州と母に心から感謝している」と述べました。
ところで、日本の宝くじは税金がかかるのでしょうか。結論から言えば、かかりません。当せん金付証票法の第十三条に「当せん金付証票の当せん金品については、所得税を課さない」とあるからです。しかし、誰かにあげる場合は、1年間で110万円以上なら、贈与税がかかるので注意が必要です。
参照元:CNN
この記事をシェア