写真を撮る。その後処理として、フォトショ加工はもはや通常の作業行程として組み込まれている。中には「やり過ぎ…」というようなかなりキワドイ画像もある。が、これはもはやキワドイとか、実物と違いすぎるだろというレベルを超えた。そうなんでも中途半端だから、イラっとくるのだ。だったらエクストリーム加工して、いっそぶっ飛んでしまったら芸術になるというのがこれProject 「NHDK88」。
NHDK88はドイツのミュンヘンにあるNH Deutscher Kaiser Hotelの画像を七変化ならぬ88種類もの姿にトランスフォーマーさせてしまったのだ。バルーン状態に空に浮かぶ、細かく粒子化している、本を開いた状態になっている…などなど。ふだん見慣れた光景が、どう考えてもありえない加工されることによって仮想現実となる。まさに現代のシュールリアリズムだ。
ここまでやられたら「ああ、あり得ないな」と逆に冷静に見れる。いっそ証明写真を撮る時に「5歳ぐらい若く」とかじゃなくて、女子高生ぐらいの年齢に加工したい衝動にかられてきた…。
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