「自分がいない部屋で何かよからぬことが起きているのでは?」と不安に感じている人はきっと欲しくなるはずです。USB充電器としても防犯・監視カメラとしても使える『NOIR』の先行販売プロジェクトが今夏、米クラウドファンディングサイト「Indiegogo」で公開されました。
センサーが動きを検知すると、録画・録音が始まる。
『NOIR』は一見するとただのUSB充電器ですが、前面のUSBポートの上にHDカメラが埋め込まれ、背面のプラグの上にはmicroSDカードスロットがあります。泥棒やその疑いがある人にカメラの存在を気付かれることなく、コンセントがある位置から自分がいない部屋での一部始終を録画・録音できます。泥棒の顔も盗んだ物も手の動きもはっきり捉えられます。
この隠しカメラをコンセントに挿し、専用モバイルアプリでWi-Fiに接続すれば、カメラが捉えた映像・音声をmicroSDカードやクラウドに逐一保存できます。つまりネット環境とスマホ・タブレット・PCがあれば、自分の部屋の様子をどこからでもリアルタイムで確認できるのです。カメラ内蔵の動きセンサーが人や動物を検知すると、録画・録音が始まり、スマホに通知が入ります。
20万ドル(約2100万円)以上の調達に成功。
自分がいない部屋での出来事を外出先からでも把握でき、モバイルアプリで録画開始・終了時間を設定することも可能な隠しカメラの先行販売プロジェクトは8月下旬現在、目標金額の40倍に当たる20万ドル(約2100万円)以上を集めています。言うまでもありませんが、USB充電器型のカメラを防犯以外の目的で設置するのは止めましょう。
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