道端に車を駐車してのテント泊で包丁・水・火を使う料理を作ってみませんか。アメリカ発、車のトランクに積めるボックス型キッチンシステム『Nomad Kitchen』の先行販売プロジェクトが3月、クラウドファンディングサイト「Indiegogo」で立ち上がりました。
引き出しの中にはシンク・作業台・水切りラックなど
『Nomad Kitchen』には調理に必要な設備が揃っており、すぐに食事作りに取り掛かれます。まず引き出しAを引っ張ると、シンクと作業台(まな板)が現れます。作業台の下には水切りラックが隠れています。それらの下にある引き出しBを引っ張ると、ツーバーナーストーブを置ける台が出現。ツーバーナーと水タンクは別売りですが、どちらもフィットするシステムになっています。
『Nomad Kitchen』はたいていの車のトランクに積載可能です。必要なスペースは幅56cm、奥行き65cm、高さ36cm。充実した設備の割にかなりコンパクトなので、チェア・寝袋・食料などの荷物を積むスペースは十分確保できます。キッチンシステムを付属のベルトでトランクに固定する仕組みは単純ですが、「ボックス」は32kgと重く、2人がかりでの作業になります。
電気・ガスが止まった時にも役立つこと間違いなし
3月下旬現在、『Nomad Kitchen』先行販売プロジェクトは5万1000ドル(約560万円)を集めています。これは目標金額の約130%に当たります。キャンプの時だけでなく、電気やガスが止まった時にも役立つ、車に積めるキッチンシステムの発送先は現時点でアメリカ国内のみ。将来的に日本からの注文が可能になることを期待したいところです。
参照元:INDIEGOGO
この記事をシェア