フィンランド・ヘルシンキ空港発着路線の回復顕著に 欧州線は再開も開設も

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フィンランドの空港運営会社フィナビアは今夏のフライトスケジュールの詳細を発表し、フィナビアが運営する空港と世界130以上の空港が直行便で結ばれることになると明かしました。各航空会社による米国路線の開設、アジア・欧州路線の拡充といった動きを見ていきます。

フィンエアーが米ダラス、シアトル直行便を運航開始

フィンランドのフィンエアーは既にヘルシンキと米国のダラスを結ぶ直行便を開設し、6月からはシアトル直行便を開設する予定です。米国までのフライト時間は約10時間。アジア路線では東京(成田)直行便などを引き続き運航しつつ、8月からインドのムンバイ直行便を再開します。

トルコの格安航空会社(LCC)、ペガサス航空は5月下旬からヘルシンキとイスタンブール(アジア側のサビハ・ギョクチェン空港)を結ぶ直行便を開設します。両空港間に直行便を飛ばす航空会社は他にありません。ヘルシンキとリゾート地アンタルヤを結ぶ直行便の運航は継続されます。

エア・バルティックはタンペレ発着欧州6路線を開設

今夏はヘルシンキを発着する欧州路線の再開も相次いでいます。アイスランド航空はレイキャビク線、チェコ航空はプラハ線、スペインのLCCであるブエリング航空はバルセロナ線、ギリシャのエーゲ航空はアテネ線の運航を再開しました。アテネ線以外はフィンエアーと競合しています。

フィンランドの地方都市から南欧・中欧に向かいたい方にとって、エア・バルティックがタンペレ=マラガ、フランクフルト、ミュンヘン、ロードス島、オスロ、コペンハーゲン線を開設したり、ウィズエアーが9月からトゥルク=ローマ線の開設を予定したりしていることなどは朗報でしょう。

<参考元>Finavia

 

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