今回は、ベルリン大学附属シャリテ病院でジョン=ディラン・ハインズ教授率いるチームが研究している脳科学の最新結果についてじっくり考察していきましょう。
話のポイントはズバリ!無意識のうちに人間の動作を支配する脳の決定を0.2秒間だけ出現する自由意志とやらが覆すみたいですよ。
因みに0.2秒と言えば、確か人間の最高反射速度の平均だった気がしますが、果たしてプログラミング中に頭から煙が出る現象は自由意志がマジでニューロンを発火させているんでしょうか?
合気道の型とか絶対音感にもつながりそうだ!
まず、そもそも一般的に語られる自由意志って時間をパラメータとするものでは無いはずなので、リベット説(準備電位発生後に拒否れる時間が有る)だけだと決定的な証拠とは言い切れないですよ。
また、神経科学の見地からしても脳に束縛されない状態は自律神経とかも関与していそうですし、後出しジャンケンでわざと負けることが出来る理由って他にもあると思いませんか?
まぁ何れにせよ、幾重にも及ぶ行動パターンを積み上げいざ選択する時に自由意志がより反映されるんだったら、今後AIの導入で人間という概念が崩壊する前に改めて人間を規定し直す必要がありそうですね。
では、準備電位を抑制する為に左右の脳がどの様に関わり合えばイイのでしょうか?
記事参照元 http://wired.jp
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