近年世界中で問題視されている海洋プラスチックごみがリュックに生まれ変わりました。米国発、『オーシャン・プラスチックス・デイパック（Ocean Plastics Daypack）』の商品化プロジェクトが10月、クラウドファンディングサイト「キ
リュック1個につきプラごみ約2.3kgが使われている。
『オーシャン・プラスチックス・デイパック』プロジェクトがモルディブなどで回収した海洋プラごみは、いくつもの工程を経て、リュックの表布・裏布になりました。リュック1個につきプラごみ約2.3kgがリサイクルされています。プロジェクトに共感した人が海洋プラごみ問題への意識を高め、周りの人を巻き込めば、人間が食べる魚介類の体内に蓄積されるごみの量は減るはずです。
海洋プラごみを再生利用したリュックはすっきりとした作りですが、色々と便利な機能が備わっています。1Lのペットボトルが入るサイドポケット、キャリーケースのハンドルに引っ掛けられるラゲージストラップ、財布を紛失した時に助かる隠しポケットが備わっているほか、廃止が世界的な流れになっているプラスチックストローの代用品、ステンレスストローが付いてきます。
梱包材料に布製の袋を採用、裏返せばトートバッグに。
『オーシャン・プラスチックス・デイパック』の商品化プロジェクトは公開から数日で成立しました。支援者への報酬であるリュックの発送ですが、なるべくごみを出さないように工夫されています。梱包材料に布製の袋を採用し、裏返せばシンプルなデザインのトートバッグに。容量17リットルのリュックに荷物が収まりきらない時に役立つことでしょう。
参照元：KICKSTARTER
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