分かります、昭和生まれの人ってなかなか断捨離できないんですよね(筆者です)。良く言えば、物持ちが良い、物を大切にする精神が培われている、ということですが、言い換えれば意地っ張りでケチ(うっ、当たってる)。
この断捨離ですが、実は意外に簡単なんです。そう、トレンディ(これまた昭和のにおいがプンプンする言葉です)ではない衣類やアクセサリーといった身に着けるアイテムをどばどば捨てていけばいいんです。
あなたのワードローブに以下のアイテムがあれば、残念ながらそのトレンドはもう終了~ということなので、迷うことなく捨ててしまいましょう。
1. スクエアトー・シューズ
あー、ありましたね、スクエアトー。でも先が四角くなったビジネスシューズが流行ったのって・・・90年代???およそ20年も前の流行りを今でも取り入れているのは、ある意味尊敬するレベルではありますが、それではオシャレ隊長にはなれません。
2. 年代ものどころではない、ボロ布のようなジーンズ
そもそもジーンズは長持ちするもので、ラフに着こなすものだから、多少の汚れやほつれはオシャレのうち・・・って、何事も限度があります。学生時代、長めでバギーなジーンズをだらしなく引きずりつつ履いて、脱いだら脱いだで踏みつけ、飼い犬が脱ぎっぱなしのジーンズを寝床にしていたり。裾はボロボロ、黒ずんでみっともないですよね。床につかない丈のジーンズがオシャレな人の鉄則です。
3. 首の幅ほどありそうな太いネクタイ
太いネクタイほど時代遅れなものはありません。あまりにも太くて、自分の体の幅の3割を占めてしまう可能性も。首元でそんなに主張しなくていいんです。現在、オシャレかつビジネスシーンでも適切と言われているネクタイの幅は7.5センチ前後のもの。9センチでも太すぎるということを頭に叩き込んでおきましょう。
4. ナイロンテープでペリッとはがすタイプの財布
これはもう大人の男なら絶対に避けたいアイテムです。デートの際に気になるあの人がお会計の際にレジでバリバリバリっとやった日にはもう気持ちが冷め冷め。この機会に皮の財布をゲットしましょう。
5. ラップアラウンド・サングラス
マトリックスでネオがかけていた、顔に沿った形のサングラスです。スポーツ選手がかけるのは良しとして、一般人が普通の外出時に着用するのは避けましょう。OakleyやRay-banはラップアラウンド・サングラスで知られていましたが、今ではアビエーターやウェリントンが主流です。
6. 歩きやすいコンフォートシューズ
歩きやすいです。楽ちんです。でもコンフォートシューズ系の靴はもう時代遅れ!コンフォートシューズ系のデザインシューズで一世を風靡したSteve Maddenも、今ではデザートブーツやモカシン風シューズへと移行していっています。
7. オーバーサイズのワイシャツ
今でこそお手頃価格でオシャレなワイシャツが市場にあふれかえっていますが、少し前まではオシャレでジャストフィットのワイシャツはきわめて高価なものでした。
高価なものだけに大切に着続けていて、今も捨てられずにいるワイシャツ。もう一度着用時の自分を全面鏡でチェックしてみましょう。どうですか?だぶつき気味なのでは?
ワイシャツはぴったりフィットしたものを着るのが今のトレンドです。
8. ナイロンテープのついたサンダル
出ました!バリバリはがすタイプのサンダル!脱げてしまいそうなものは苦手で、しっかり足を包んでくれて便利なナイロンテープ式のサンダルをどうしても使ってしまうんですよね。履くタイプのサンダル、ベルト付きのサンダル、レザーのトングサンダルに切り替えましょう。
そしていかなるサンダルでも、ソックスを履くのは絶対にダメですよ!
9. ブーツレッグ・フレアジーンズ
宇宙戦艦ヤマトの古代進のパンタロン風のパンツ、あの時代はあれでいいんです。でも今、いわゆるブーツレッグやフレア系のジーンズを履くのは「勇気がいること」だと思ってください。
ストレートカットかストレッチデニム系がオシャレで無難なチョイスでしょう。
10. バギーなカーゴショーツ
ポケットがついているカーゴパンツは、ロングでもショートでも便利でそれなりにかっこよく見えるので愛用している人、多いはずです。
でも、ぶかぶかで長さがありすぎるものはもう古い!足周りに適度なゆとりがあって、ちょうど膝丈のものが良いチョイスです。
11. 長いもみあげ
一時、短いもみあげが馬鹿にされていた時期がありましたが、今は長いもみあげがNGです。
耳の一番高い位置に合わせて横一直線にカットしてしまうとある種のコメディになってしまいますので、耳の上から3分の1ぐらいのところでトリミングしてすっきりまとめましょう。
断捨離しなくてはいけない人、きっと多いでしょう。でも思い入れのあるもの、やっぱり自分のスタイルはこれだ!というものがあれば、大切に保管しておきましょう。すべて破棄する必要はありません。
この中で一つだけ、「もうそれは、それだけは思い切って捨てようよ」というものをあげるとすれば、古代君のパンツですね。
女性の間では今、ガウチョパンツなるものが流行っているそうですが、ガウチョパンツも古代君のブギウギ系パンツにちょっとフレアを足してちょっと短くしたパンツに過ぎないですよね(え、違う?)。でもそういうオシャレを追い求める女性に限ってデートの時に、「それってもしかしてフレアジーンズとかいうやつ?!恥ずかしいから帰って着替えてきてよね」と自分のことは棚に上げて言うものです。ご注意を。
参照元:Primer