今回は、Facebook社の研究員が公式ブログで発表したチャートについて取り上げます。
チャートの詳細はズバリ!職業を自己申告している英語圏の親子560万組を対象に、親の職業が子供の職業にどの程度起因しているのかをメッチャ調べまくってまとめたそうです。
確かに、職業選択以外でも身近な人の影響を受け易いかもしれませんが果たして、全く関係のない分野よりもイメージし易いことだけが要因なのでしょうか?
遺伝よりも文化資本と経済資本の影響かっ!?
まず、尺八職人の父と英文校正を仕事にしている母のもとで産声を挙げた私は、何を血迷ったか記憶にございませんが、気付けばIT土方をしていたんですよ。
多分、親肯定派と親否定派に分けた場合、私は完璧に否定派だったからかもしれません。
ちなみに、親肯定派の方々に対する印象としては、育ててもらった地域の職種に就いてちゃんと恩返しをする気持ちが感じられますね。
結局のところ、確率論的に子供がエリート校に通う親の平均年収が高い!みたいな話と似ておりますし、お金の稼げる職に就く為の資格を取得するにもお金がかかるので、家庭環境によってある程度進路が決まっちゃうのかもしれませんよ。
片や、東南アジアの一部では未だカースト制が根強いため親と同じ職業に就く人が多いみたいですが、割と自由の効く英語圏でもそれ程変わらない実態に驚きを隠せないですね。
何れにせよ、自由競争を何十年と続けた結果、必然的に階層構造が形成されちゃったので、そろそろ何か手段を講じないと階層の固定につながってしまうのではないでしょうか。
記事参照元 http://www.gizmodo.jp
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