今回は、脊髄損傷によって5年間も下半身不随だった男性が、脳波を直接膝に送る「電気刺激手法」によって初めて自分の脚で歩けるようになった!という内容について取り上げます。
そもそも、使われなくなった脳機能がまだ生きていたのが幸いで、患者さんもトレーニングを頑張った甲斐がありました。
アニメ版のプラレス三四郎で見た光景かっ!?
まず、メカニズムの概略としては足に”進む(歩く)”と”止まる(歩かない)”のスイッチを付けてロボット化し、脳波から送られてくる信号を区別しながら足の神経を刺激することで動かせた!ということになります。
その中でもスゴいポイントはズバり!脳波読取機を埋め込みではなくキャップで可能にしているため、既に脳波を読み取る玩具の類はありますが、ゲーム機に応用できないか?とかなり気になっちゃうワケです。
ちなみに、まだ可能な動きは制限されているらしく、トレーニングが必要だの信号を読み取る精度をもっと格段に上げていかなきゃならないという課題は山積みたいですが、脳波の解析は今後も発展していってほしい!と切に願ってしまいます。
こうなると後は、コンピューターが人間の感情を読み取ることさえできちゃえば、もっと面白い事になりそうだと思いませんか?
参照元:WIRED
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