芬コリ国立公園最寄りのヨエンスー空港、滑走路修復工事を延期

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未曾有の事態が航空会社や観光地に大きなマイナスをもたらす中、空港基本施設にも悪影響を及ぼしつつあります。フィンランドの空港運営会社フィナビアは3月、東部ヨエンスー空港の滑走路の舗装修復工事を延期する決定を下しました。

フィンエアー運航のヘルシンキ直行便は運休中

ヨエンスー空港の滑走路修復工事は今夏実施される予定でしたが、民間航空輸送を取り巻く厳しい状況において、フィナビアから金銭的な余裕が失われ、無期限の延期となりました。110万ユーロ(約1億3000万円)を投じ、空港を約2週間閉鎖し、滑走路と誘導路を新しいアスファルトで舗装し直す計画でした。

ヨエンスーと定期便で結ばれている都市はフィンランドの首都ヘルシンキしかありません。ヨエンスー空港は平時ならコリ国立公園を目指す旅行者が利用していますが、フィンエアーが運航するヘルシンキ直行便は一時運休中。空港から車で1時間の距離にある、森と湖の国フィンランドらしさが詰まった国立公園でのハイキングを楽しみにしていた人も少なくないでしょう。

現時点で滑走路舗装の寿命は尽きていないが

3月の時点ではヨエンスー空港の滑走路舗装の寿命は尽きていませんが、工事の延期幅が短くなるに越したことはありません。滑走路と誘導路を舗装し直した空港に、コリ国立公園で森と湖を満喫したい旅行者を乗せた飛行機が降り立つ日は一体いつになるのでしょうか。

参照元:finavia

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