不眠で悩んでいる人は、メガネ型のウェアラブルデバイスをかけるだけで、夜中にぐっすり眠れるようになるかもしれません。中国で生み出された『ペガシ・ツー』の先行販売プロジェクトが6月、米クラウドファンディングサイト「キックスターター」で立ち上がりました。
1週間毎朝かければ、効果が現れる。
『ペガシ・ツー』は午前7時から9時までに使用しなければなりません。メガネ型デバイスを着用し、テンプルの耳に当たる部分にあるボタンを押すと、グリーンライトが両目に30分間照射されます。1週間毎朝かければ、ちょうどよい時間にストンと眠れるように。2年前に発売された『ペガシ』は使用者の9割以上が「使用開始から7日後に変化を感じた」と回答しています。
『ペガシ・ツー』が網膜に照射するグリーンライトには、日中のメラトニン(睡眠を促進するホルモン)分泌の抑制、夜のメラトニン分泌を助ける効果があります。朝の時間にメガネ型デバイスをかけるだけで、丸一日エネルギッシュでいられ、夜のちょうどよい時間に眠気が来ます。不眠で悩んでいる人はもう睡眠薬・睡眠導入剤に頼らなくて済むのです。
朝食を食べながら、睡眠の質を高める。
折り畳むことができ、メガネの上からでも着用できる『ペガシ・ツー』の先行販売プロジェクトは公開から1日で成立し、5万ドル(約550万円)以上の支援を集めています(7月3日現在)。目標額の5倍に上る支援は、ぐっすり眠りたいと願う人の多さを物語っています。あなたも朝食を食べながら、歯を磨きながら、散歩しながら睡眠の質を高めてみませんか。
参照元:KICKSTARTER
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