それでは北京モーターショーのGIGAMEN的ベスト10!の後編です
第5位吉利(ジーリー) エムグランドGS
「2016中国カー・オブ・ザ・イヤー」に輝いたGC9の発展型で、中国国内では「ボウエ」という名称4が与えらえるのがこの「GS」だ。
エンジンは、143psの2.0Lか、163psあるいは184psの1.8Lターボが用意される。184psバージョンのみ4WDが設定されその他はFF。また、輸出も検討されている。
第4位 奇瑞(チェリー) FV2030
中国製のEVスーパーカーは、その詳細も不明だが、バルセロナのBAICのR&DセンターにおいてフォーミュラEの技術が盛り込まれているという。0-100km/h加速は3.0秒、最高速度は260km/hで、航続距離は300kmとされるが、現実的に生産されるかどうかには疑問をもたざるを得ない。
第3位 ポルシェ718ケイマン
「718ボクスター」がモデル・チェンジを受けたばかりだが、「718ケイマン」も同じく、2.0ℓ4気筒ターボ・エンジンを搭載。従来の水平対向6気筒NAの代替わりとして新採用されているもので、「718ケイマンS」は350psの出力と42.9kg-mのトルクを達成している。
「718ケイマン」の場合0-100km/hタイムが4.7秒となり、最高速度は274km/hに達する。「718ケイマンS」で同じ仕様の場合、0-100km/hタイムは4.2秒、最高速度は285km/h。0.5秒の短縮と3km/hの速度アップということになる。
第2位 スマート・ブラバス・フォーツー/フォーフォー
スマートは、第「フォーツー」と「フォーフォー」に、「ブラバス・パフォーマンス・モデル」を追加して公開した。中国では9月に発売される予定。
パワートレインは、新開発のメルセデス製3気筒ターボ・ガソリン・エンジンで、 スペックは108ps/5750rpm、17.3kg-m/2000rpmで、標準仕様よりも19ps、3.6kg-mのパフォーマンス・アップを果たしている。欧州複合燃費は、ブラバス・フォーツーが22.2km/ℓ。フォーフォーが21.7km/ℓとされている。
第1位 レエコ レーシー
レエコの名前は「テスラS」のライバルとなる「ファラデー」の共同創始者としても知られている。今回発表された「レシー」は、スーパー・エレクトリック・エコなるシステムを備えたEVで、「テスラ・モデルS」のライバルになるようだ。
自動運転技術が組みこまれ、格納式ステアリング・ホイールを備える「レーシー」は、数年で生産段階まで漕ぎ着けたいとしており、パートナーの「ファラデー」との共同開発を続けている。
総括
いかがでしたか。他にも多くのショーモデルがありますが、「AutoEXPRESS」が選んだのはこの10台プラス4台の合計14台でした。この中に、貴方のお気に入りのモデルはあったでしょうか。