いやいやいや、理科の授業じゃないんだからさ!とついツッコミが口から出てしまいそうになるこの「フラスコテーブルウェア (Periodic TableWare)」。ワインやカクテルなどを入れてグラスに注ぐ際に使うのだけれど、赤身のあるカラーのワインやカラフルなカクテルだと余計に「何の人体実験だ!?」とそれを飲むのにためらってしまいそうなおぞましささえ感じる。
フラスコだってガラス製品、飲み物を入れておいたって何の違和感もない素材。けれど不思議なもので、その容器の形を変えてみたり、なによりそれに目盛りを記すだけで一瞬にして「口にいれていいものか?」という不信感を抱いてしまうのが人間。ほら、紙コップに入れたお茶だって、ふつうの真っ白なものに入れたのならありがたく受け取れるけれど、ささっと目盛りを書き足しただけで一気に疑いのまなざし確定だ。そんなちょっとした子供のイタズラ心でフラスコテーブルウェア でアルコールを楽しむのもたまには悪くはないかも知れない。
で、思ったんだけど、「半分こ」が容易にできてしまうという点を考えれば非常に便利。どっちが多いだのいう喧嘩にならずに済むのである。とはいえ、ちょっと気のある異性とこんなことしちゃあドン引きされてTHE・END!なので、そこだけは子供の心をぜひ忘れて細かく計ることのないようにしていただきたい。
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