韓国発、3万8000以上のバーチャルコースを楽しめる、クラブ取り付け型ゴルフシミュレーターの最新版「ファイゴルフ・ワールドツアー・エディション」の先行販売プロジェクトが10月、米クラウドファンディングサイト「Kickstarter」で成立しました。
ミラーリングできる大画面があると良い
「ファイゴルフ・ワールドツアー・エディション」の基本的なセットアップは簡単で、手持ちのクラブ(または専用スイングスティック)のグリップにポケットサイズのシミュレーターを挿入し、専用アプリをスマホ・タブレットにインストールしてシミュレーターとBluetoothで接続します。
後はシミュレーターの電源ボタンを押すだけ。見やすさや没入感を考えると、スマホ・タブレットの画面を大画面テレビにミラーリングすることをおすすめします。このようにスマホ・タブレットとテレビさえあれば、それなりに本格的なシミュレーションゴルフを簡単に始められます。
スイングを分析できるが、ゲーム感が強め
「ファイゴルフ・ワールドツアー・エディション」はティショット、アプローチ、パットの練習を行えるだけではありません。9軸モーションセンサーとスイング分析アルゴリズムにより、ヘッドスピードやクラブパスなども確認できます。それらは自分のスイングを客観視する助けになります。
一般的なゴルフシミュレーターと比べると、安価(99ドル~)でコンパクトな分、良くも悪くもゲーム感が強いかもしれませんが、単純に遊びたい人向けのゲーム機能も充実しています。同じ部屋にいる家族・友人とも、ネット回線の向こうにいる誰かとも遊べます。
近所のコースも憧れのコースもあるはず
「ファイゴルフ・ワールドツアー・エディション」の特長は、世界中の実在する3万8000以上のコースをプレイできる点にあります。実際にそれほどの数のコースをプレイするにはサブスクに加入する必要がありますが、Kickstarterのリワード(お返し)には1年無料権が含まれています。
GPSマッピング技術により、3万8000以上のコースは忠実に再現されています。日本のコースはジャパンクラシックカントリー倶楽部などがプレイできます。「近所のコースでプレイする前に密かに特訓したい」「海外にある憧れのコースにトライしたい」という人にはうってつけです。
シミュレーターはAmazonでも販売中
今回のプロジェクトは支援者への配送予定が11月となっていますが、ファイゴルフは日本のAmazonなどでも販売されています。練習用としては十分と評価する声が多い一方、精度やカスタマーサポートに問題があるとする声も目立ちます。「値段の割に…」というところでしょうか。
<参考元>Kickstarter