ある職場における昼休みの会話
上司「お、新しいスマートフォンじゃないか」
部下「最新型です。前のスマホはバッテリーの持ちが悪かったもので」
上司「スマホも、次世代型、次々世代型と次々と新機種が出るからなー」
部下「まだまだ使えると思っても、新機種を見ると欲しくなってしまいます」
上司「Phonebloks(フォンブロックス)って知っているかい?」
部下「ネットで見たことがあります。スマホがパーツごとのブロックになっていて、自分好みのスマホを組み立てることができるってやつですよね。Thunderclapで資金調達に成功したみたいですね」
上司「そうだね。Phonebloksは処理速度を強化したければ高性能CPUブロックを使えばいいし、バッテリーの持ちを重視したければ大容量バッテリーをセットすればいい。自分の用途に合ったスマホを作れるってわけだ」
部下「それは魅力的ですね」
上司「しかも、その各ブロックはリサイクル部品から作られるんだ。世界中で廃棄処分されるスマホは山ほどあるわけだけど、ほとんどの部品自体はまだまだ使える状態だからね。これをそのまま放置しておく手はないという発想だね」
部下「すばらしいエコですね」
上司「君も発想の転換が必要だね」
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