家庭菜園のトマトやお祝いの花束、いつもふんずけて歩く雑草などなど…。我々の生活に密着する植物の一生について少し考えてみよう。実は彼らから学べることはたくさんあるのだ。
終わったと思っても、実は終わりではないかもしれない
夏の間に枯らしてしまい放置していた鉢植えから、次の春新しい芽が出てきて驚くことも。秋冬の間、忘れられていた球根は芽を出すチャンスをずっと待っていたのだ。
思いもよらない美しさや美味しさがある
タイムやミント、オレガノなどのハーブは、一見その辺にはえている雑草のよう。しかし彼らはシンプルな料理にパンチを与え、キッチンには欠かせないもの。
失敗することもあるが、その経験が重要
がんばって育てようとしても、ときに枯らしてしまうこともある。再度トライして成功したときの嬉しさは倍増、どうしても無理ならプライオリティーを考えて即ギブアップすることだって人生には付き物。
成功のエレメントは人それぞれ
同じ環境であっても、そこには”太陽が多く必要な植物”と”水が多く必要な植物”がある。成功するためには、他の人とは違った要素が必要なのかもしれない。
根っこの長さは外からは見えない
タンポポのように見かけは小さくても、根が非常に長い植物がある。人を外見だけで判断しても、その人が内に秘める苦労や不安は計り知れない。
人生はときにフェアではない
大切に育てて明日食べようと思っていた野菜をリスに食べられてしまったりなど、急な不運が襲ってくることもある。そのときの辛さは、どれだけ自分が大事に想っていたかの度合いを示す。
美しさの定義は十人十色
「どの花が好き?」と言ってもそれはガーベラであったり桜であったり…。それぞれの植物がそれぞれの美しさと特徴を持ち、時と場合で輝いて見えたり枯れて見えたりする。
視界に入る光に手を伸ばせ
光が十分に得られないと、草木は必死に太陽光の方向へ伸びていく。自分が真っ暗闇にいるような気がすれば、自分に光をもたらす人へと手を伸ばそう。
小さな成長も成長のうち
毎日植物に水をやるのを忘れないように、毎日自分が価値ある人間だということを忘れずに。大木だって、始めは小さな種から始まるのだ。
植物にも人間にも様々な種類があり、各自エコシステムの一部となって共存している。人生につまずいた際には、我々の友達である草木からレッスンを学んでみては。
参照元:BuzzFeed