米国発、録音に加え、音声の文字起こしや要約までハイレベルにこなせるChatGPT搭載ボイスレコーダー「PLAUD NOTE」の先行販売プロジェクトが今夏、米クラファンサイト「Kickstarter」で驚異的な人気を獲得しました。話題の生成AIを搭載した録音機に迫ります。
通話を簡単に即録音。仕事の効率化へ
カード型の「PLAUD NOTE」はMagSafeケースでスマホに貼り付けて使います。通話録音の場合は録音機のスイッチを上げ、通常録音の場合はスイッチを下げ、ボタンを一押しするだけでOK。通話を簡単に即録音できるのは魅力的。相手から重要事項が伝えられる時はなおさらです。
「PLAUD NOTE」におけるChatGPTの役割は、録音内容を正確に文字に起こし、そこから要約を生成することです。専用アプリに表示される要約形式は、マインドマップ、会議メモの箇条書き、To-Doリスト、日記。録音内容整理の煩雑さが解消され、仕事の効率化が期待できます。
便利機能を使うにはサブスク要加入
録音内容を5秒で要約するChatGPTだけでなく、録音時の周囲の雑音を消すノイズキャンセリングマイクも搭載した「PLAUD NOTE」はスーツの胸ポケットに入るほどコンパクトで、厚さは3mm以下です。それでいて30時間連続使用、480時間分の録音内容保存が可能です。
文字起こしと要約機能を使うには年額119ドル(約1万8000円)のサブスクプランに加入しなければならない「PLAUD NOTE」先行販売プロジェクトですが、「Kickstarter」では7564人から支援を得ました。9月中旬時点では米クラファンサイト「Indiegogo」から注文できます。
<参考元>Kickstarter
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