7月に入っからティザー映像を公開していた米ポラリス社のスリーホイーラー「ポラリス・スリングショット(Polaris Slingshot)」。その全容が明らかになったのでご紹介しよう。
スタイルとスペックはバイク+1輪
ポラリス・スリングショットのエクステリアは、どことなく大型バイクに近いスタイリングになっている。これは、ポラリス社ヴィクトリー・モーターサイクルやインディアン・モーターサイクルなどの生産や製作を行っているからだろう。インテリアは、センターディスプレイ、バックカメラ、6スピーカーを装備。
最高出力173PSを発生するGM製2.4L4気筒エンジンはフロントにあり、5速マニュアルのトランスミッションは強化されたベルトドライブを介して後輪の1輪だけを駆動する。
約782Kgという軽量な車は、全長3,800mm全幅1,960mm全高1,318mmホイールベース2,667mm、フロントのトレッド幅1,755地上高はわずか127mmだ。ABSやESCそしてトラクションコントロールも標準装備される。
200万円は買い?
ポラリス・スリングショットの販売価格は、標準モデルが約200万円、ウインドシールドとプレミアム・アルミホイール装備の上級モデル「スリングショットSL」が245万円から。
ちなみに主要販売先の北米では、クルマではなく「トライク」となるので、ヘルメットの着用が義務付けられ、モーターサイクルの免許が必要となる。
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